Okkervil River / The Stage Names

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2007年。
個人的に耳が冴えていたのか、世の中がそうであったのか、異様に多くの名盤に出会った一年でした。
Arcade Fire ”Neon Bible”、Spoon ”Ga Ga Ga Ga Ga”、The National ”Boxer”などなど。そして、その中の一枚に、このOkkervil Riverのアルバムがありました。

正直に言うと最初に聴いた時は、その熱く(暑苦しく)歌い上げるボーカル・スタイルから「Arcade Fireのフォロワー的なバンドか」などと思ったんですが、聴き込むにつれ認識を改めました。(そもそも、Arcade Fireよりこっちの方が結成は早いしね。)
両者の音楽には近い要素もあるし、ファン層も被ってると思う(一緒にツアー回ってたこともあるし)んだけど、Okkervil Riverの方がよりインディ・ロック的というか、より近い対象に向けられた音楽だと感じます。
それは単にArcade Fireが世界的な人気バンドになったからそう感じるというわけでもないと思うんですよね。

そして、実際にライブを観て、より強くそう思うようになりました。
僕は、この次の作品”The Stand ins”のリリース後、2009年のBonnarooで彼らのライブを観ました。そして、しばらく空いて2013年のホステスクラブウィークエンダーでの初来日ライブも観ることができました。
想像以上に、とにかく熱くオーディエンスにぶつかってくるWill Sheffとバンドの演奏に、気付けば拳を振り上げていました。

Okkervil River / The Stage Names
1. Our Life Is Not A Movie Or Maybe
2. Unless It Kicks
3. Hand To Take Hold Of The Scene
4. Savannah Smiles
5. Plus Ones
6. Girl In Port
7. You Can’t Hold The Hand Of A Rock And Roll Man
8. Title Track
9. John Allyn Smith Sails

本作は、2007年リリースのOkkervil Riverの4thアルバム。翌年にリリースされた5th ”The Stand ins”と対になった作品です。
もともと二枚組にしようという構想もあったみたいです。

アルバム中では、どこまでもエモーショナルに盛り上がるM1、ライブでも定番のロック・チューンM2が人気でしょうか。
静かな曲も多いですが、決して退屈ではなく、全編ドラマティックなアルバムです。
鍵盤やストリングスの使い方に当時の空気を感じますが、改めて聴いてみると意外なくらいシンプルなアレンジだと気付きました。

ところで、前から気になってるんですが、最後の曲M9の後半ではBeach Boysでお馴染みの”Sloop John B”を引用していますが、歌い出しの部分はKinksの”Art Lover”をパクって(似ちゃって)ますよね?

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