LOLAS JAPAN TOUR 2016

一度聴いたら忘れられないキャッチーなメロディで世界中のポップ・ファンを魅了した、あのLOLASが帰ってくる!!

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LOWLIFE RECORDS発足後、最初の企画はLOLASのジャパン・ツアーです。
2002年以来、実に14年ぶりの日本でのライブです。

今回のツアーのメンバーは、中心人物のTim Boykin(LOLAS/Shame Idols)と、盟友・Brad Quinn(Tommy Keene Band他)、そしてドラマーの坂東等のトリオ編成。
LOLAS,Shame Idolsの楽曲はもちろん、Carnival Seasonの楽曲も演奏します。

【Biography】
LOLASは、アラバマ州バーミングハムのシンガー/ギタリストのTim Boykinを中心としたポップ・バンド。
Tim Boykinは、80年代にBrad Quinn、Mark Reynoldsらと結成したCarnival Seasonで活動。Tommy Keeneのプロデュースによるアルバムと、何枚かのEPを残す。その後、よりパンキッシュでよりポップな音楽性のShame Idolsを結成。二枚のアルバムを残し解散。
そして98年にLOLASを結成。バブルガム・ポップ、グラム・ロックなどの影響を前面に出したキャッチーなサウンドで、瞬く間に世界中のポップ・マニアの間で話題となった。日本盤もリリースされ、2002年には来日公演も行われた。

LOWLIFE RECORDSのSoundCloudにて試聴可能です。まずは一度聴いてみて下さい!

LOWLIFE Records Presents
LOLAS JAPAN TOUR 2016

2/28(sun) 大阪 東心斎橋クラブ・ワンダー Osaka Club Wonder
Open:18:00/Start:18:30
ADV:¥2,500(+1D) / DOOR:¥3,000(+1D)
w/ MQ

3/2(wed)東京 新宿ナインスパイス Tokyo Nine Spices
”POWERPOP ACADEMY vol.07”
Open:19:00/Start:19:30
ADV:¥3,500(+1D) / DOOR:¥4,000(+1D)
w/ afterpilot , Pelotan
DJ/ 古閑裕(KOGA RECORDS/ROCKET K)
THISTIME RECORDS
POWERPOP ACADEMIY

3/3(thu) 東京 東高円寺U.F.O. CLUB Tokyo U.F.O. CLUB
”Power Pop Revival vol.7”
Open:18:30/Start:19:00
ADV:¥3,500(+1D) / DOOR:¥4,000(+1D)
w/ BOYS ON THE BEACH , ROCKBOTTOM , Layne
DJ/ あこ, Dominic Al-Badri
Power Pop Revival

3/4(fri) 大阪 南堀江SOCORE FACTORY Osaka SOCORE FACTORY
”Melody#3”
Open:18:00/Start:19:00
ADV:¥3,000(+1D) / DOOR:¥3,500(+1D)
w/ The Mayflowers , Catholic Girlfriends
DJ/ Wattan, Mokuo
SHOP/ Holiday! Records

3/5(sat) 京都 拾得 Kyoto Jittoku
”Timeless Melody vol.2”
Open:17:30/Start:18:30
ADV:¥2,500(+1D) / DOOR:¥3,000(+1D)
w/ The Mayflowers

3/6(sun) 岡山 ブルー・ブルース Okayama Blue Blues
”Powerpop Movement”
Open:18:00/Start:18:30
ADV:¥2,000(+1D) / DOOR:¥2,500(+1D)
w/ Strike Three! , Short*Short , Chelsea Times
DJ/ Kawahara(Listen to Your Radio), Ryu
SHOP/ Holiday! Records

各公演のチケットのご予約はこちらから。

LOLAS JAPAN TOUR T-SHIRTS

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LOLAS JAPAN TOURのTシャツのデザインです。
画像は合成したものですが、だいたいこんな感じのイメージで制作中です。
ベースボール・ファンのBradの好みを反映して?野球っぽいデザインですね。
S・M・Lの3サイズ制作予定です!
少量生産ですので、欲しい方はお早めに!

Tim Boykinについて

私がTim Boykinの音楽に初めて触れたのは、2001年頃かな?友達に教えてもらって、Lolasの”Silver Dollar Sunday”を聴きました。
アルバム全体、とにかくキャッチーなメロディが満載で、すぐに好きになりました。

そしてさかのぼり、Lolasの”Ballerina Breakout”や、Shame Idolsのアルバムを聴きました。今となったら意外に思われるかもしれませんが(?)、名古屋のレコード店・file-underでその手のパワー・ポップものが多く扱われていたのでした。

2002年の来日公演は、私は残念ながら観に行くことができませんでした。
その後リリースされた3rdアルバム”Something You Oughta Know”は、まさにマスターピースと呼ぶに相応しい名曲揃いの作品でした。ファンの間でも、これか”Silver Dollar Sunday”をベストに挙げる人が多いんじゃないでしょうか。

Tim Boykinのキャリアを振り返ると、音楽性の変遷が伺えます。
Carnival Seasonのサウンドは、Husker DuやReplacementsに通じる骨太なロックで、Lolasからさかのぼって聴いた人は驚くかもしれません。おそらくBrad Quinnのカラーが強く出ていると思われるのですが、その中でも、例えば”Misguided Promise”のようなポップ・チューンからは後のTimの音楽に繋がるものを感じられます。

Timのポップ・センスが炸裂するのは、やっぱりShame Idolsから。Buzzcocksばりのパンキッシュなファスト・チューンが多く、ポップ・パンク系のリスナーからの人気も高いんじゃないでしょうか。
1st ”I Got Time”も勢いがあって最高ですが、個人的には2nd ”Rocket Cat”が大好き。アメコミ風のイラストのジャケットも最高ですね。

リリース時期が近いこともあってか、Lolasの1stは、Shame Idolsの余韻を残しているように思えます。タイトル・トラックの”Ballerina Breakout”なんかは”Rocket Cat”に入ってても違和感なさそう。

そして、前述の”Silver Dollar Sunday”、”Something You Oughta Know”で、Tim Boykin流ポップ・サウンドは一つの完成形を迎えます。

Lolasの四作目となる”Doctor Apache”(というタイトルで日本盤がリリースされ、後に曲を追加して”Like the Sun”というタイトルで再リリース)は、「少し落ち着いた」という印象を持たれた方も多いかと思います。たしかに、それまでに比べて憂いを含んだ曲調が多いような。中でも、Byrds風のギターが印象的な”Doctor Apache”は出色の出来。
しかし一方で”Eye Eye”や”Me And Barbara Stanwyck”のようないかにもLolasらしいキラー・チューンはあるし、疾走系の”Staying Inside”もあり、実は根本的にはあまり変わってないような気もします。

その後、Lolasとしてはオリジナル・アルバムのリリースは無く、2007年にはShame Idolsのアルバム”The Light is Always on”がリリースされていますが、その後は日本のポップミュージック・ファンの間でTim Boykinの名前を聞くことは少なくなりました。

今回、ツアーを企画するにあたり、Lolasのアルバムをよく聴き返していますが、当時そこまで何度も聴き込んでいなかったはずの曲でも、メロディを覚えていることが多いことに気付きました。
それだけ印象的なメロディが量産されていたということで、Tim Boykinのメロディ・メーカーとしての才能が感じられます。

そんな素晴らしいソングライターに、バックを固めるリズム隊も優れたプレイヤー達。ツアーでは、きっと凄いライブを見せてくれるはずです!乞うご期待!