DIGGING

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大阪・東心斎橋のバー、ContortでDJイベントを開催します。
80年代〜現代までのインディロック(US/UK/その他)を中心に、ゆるい感じでお送りします。
夕方からやってますので、買い物のついでにでも気軽に寄って下さい。

DIGGING
INDIE ROCK/POPS DJ PARTY
at Sound In CONTORT
2016/5/15(sun) 16:00-22:00
Charge 1,000円(w/1d)
DJs / Yamamoto,OKD

Contortの地図はこちら

以下、数年前に「DIGGING (for something)」というタイトルで開催したイベントでの、僕のセットリストです。
だいたいこんな感じでお送りすると思います〜。

1st
The National – So Far Around the Bend
The Head and the Heart – Coeur D’Alene
7 Worlds Collide – Too Blue
House of Love – A Baby Got Back To Its Feet
Saltine – Find Yourself Alone
Jayhawks – I’d Run Away
Wilco – I Can’t Stand It
Glen Campbell – In My Arms

2nd
Vampire Weekend – Step
Born Ruffians – With Her Shadow
Jukebox the Ghost – Oh,Emily
Generationals – Put a Light on
STRFKR – Boy Toy
The Postal Service – Sleeping in
Styrofoam – Anything
The Magnetic Fields – You and Me and the Moon

3rd
Matt Pond – Love to Get Used
Death Cab For Cutie – You Are a Tourist
Grandaddy – Now It’s On
M.Ward – Primitive Girl
She & Him – Never Wanted Your Love
Camera Obscura – Do It Again
Pernice Brothers – 7:30
The Spinto Band – Summer Grof
Rooney – I’m Shakin’

4th
Big Star – Feel
The Replacements – Can’t Hardly Wait
R.E.M. – Near Wild Heaven
Teenage Fanclub – Discolite
Guided by Voices – Chasing Heather Crazy
Someone Still Loves You Boris Yeltsin – Sink/Let It Sway
Superchunk – Digging For Something
Neutral Milk Hotel – Holland,1945
Arcade Fire – Rebellion (Lies)
Pavement – Cut Your Hair

Bruce Springsteen – Born in the USA

グラスゴウ食堂

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大阪・堺筋本町の洋食バル、『グラスゴウ食堂』に行ってきたのでレポートします。
オープン当初から既に何度か通ってるんですが、「注文したもの全ての写真を撮って記事にしよう!」と思い立ってやってみました。

グラスゴウ食堂は、音楽好きのオーナーとシェフのお店です。
その名の通りグラスゴーの音楽を中心にギターポップ、パワーポップなど良い感じの音楽が店内に流れています。
ちなみにこの日は、Squeeze(来日公演最高でした!)やXTC、Kirsty MacCollなんかがかかっていました。
店内のいたるところにレコードジャケットもディスプレイされています。最近はTravisやBelle and Sebastianのポスターも貼られてるそうです。
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この日は総勢9人の飲み会だったので、前菜からデザートまでかなりたくさんのメニューを味わうことができました。
これだけの食べ物に加え、各自けっこうアルコールも飲んでいましたが、この日の会計は一人頭3500円程度でした。
なんというコストパフォーマンス!普通のよくあるチェーン店の居酒屋でもそれくらいになりますよね。

おまかせ前菜盛り合わせ
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自家製ロースハム
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カルパッチョ
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カニクリームコロッケ
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骨付き鴨もも肉のコンフィ
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アスパラガスのグリルと目玉焼き
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和牛入りあつあつ鉄板ハンバーグ デミグラスソース
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海老とキノコのアヒージョ
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ホタルイカと筍、三つ葉のスパゲッティーニ 柚子胡椒風味
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スモークサーモンとアスパラガスのレモンクリームソース リングイネ
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ベイクドレアチーズケーキ(2層のチーズケーキ)
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メイプルフレンチトースト バニラアイス添え
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いちごのクラフティタルト
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デザートはちょっとメニュー変わってるみたいです。
他にも、季節や仕入れ状況によっていろいろ変わったりするようです。
詳しくはFacebookページなどで。

グラスゴウ食堂の場所はこちら。

特に金曜日、土曜日は予約で席が埋まっていることが多いみたいなので、早めの御要約推奨です!

LOLAS JAPAN TOUR T-SHIRTS

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LOLAS JAPAN TOURのTシャツのデザインです。
画像は合成したものですが、だいたいこんな感じのイメージで制作中です。
ベースボール・ファンのBradの好みを反映して?野球っぽいデザインですね。
S・M・Lの3サイズ制作予定です!
少量生産ですので、欲しい方はお早めに!

Tim Boykinについて

私がTim Boykinの音楽に初めて触れたのは、2001年頃かな?友達に教えてもらって、Lolasの”Silver Dollar Sunday”を聴きました。
アルバム全体、とにかくキャッチーなメロディが満載で、すぐに好きになりました。

そしてさかのぼり、Lolasの”Ballerina Breakout”や、Shame Idolsのアルバムを聴きました。今となったら意外に思われるかもしれませんが(?)、名古屋のレコード店・file-underでその手のパワー・ポップものが多く扱われていたのでした。

2002年の来日公演は、私は残念ながら観に行くことができませんでした。
その後リリースされた3rdアルバム”Something You Oughta Know”は、まさにマスターピースと呼ぶに相応しい名曲揃いの作品でした。ファンの間でも、これか”Silver Dollar Sunday”をベストに挙げる人が多いんじゃないでしょうか。

Tim Boykinのキャリアを振り返ると、音楽性の変遷が伺えます。
Carnival Seasonのサウンドは、Husker DuやReplacementsに通じる骨太なロックで、Lolasからさかのぼって聴いた人は驚くかもしれません。おそらくBrad Quinnのカラーが強く出ていると思われるのですが、その中でも、例えば”Misguided Promise”のようなポップ・チューンからは後のTimの音楽に繋がるものを感じられます。

Timのポップ・センスが炸裂するのは、やっぱりShame Idolsから。Buzzcocksばりのパンキッシュなファスト・チューンが多く、ポップ・パンク系のリスナーからの人気も高いんじゃないでしょうか。
1st ”I Got Time”も勢いがあって最高ですが、個人的には2nd ”Rocket Cat”が大好き。アメコミ風のイラストのジャケットも最高ですね。

リリース時期が近いこともあってか、Lolasの1stは、Shame Idolsの余韻を残しているように思えます。タイトル・トラックの”Ballerina Breakout”なんかは”Rocket Cat”に入ってても違和感なさそう。

そして、前述の”Silver Dollar Sunday”、”Something You Oughta Know”で、Tim Boykin流ポップ・サウンドは一つの完成形を迎えます。

Lolasの四作目となる”Doctor Apache”(というタイトルで日本盤がリリースされ、後に曲を追加して”Like the Sun”というタイトルで再リリース)は、「少し落ち着いた」という印象を持たれた方も多いかと思います。たしかに、それまでに比べて憂いを含んだ曲調が多いような。中でも、Byrds風のギターが印象的な”Doctor Apache”は出色の出来。
しかし一方で”Eye Eye”や”Me And Barbara Stanwyck”のようないかにもLolasらしいキラー・チューンはあるし、疾走系の”Staying Inside”もあり、実は根本的にはあまり変わってないような気もします。

その後、Lolasとしてはオリジナル・アルバムのリリースは無く、2007年にはShame Idolsのアルバム”The Light is Always on”がリリースされていますが、その後は日本のポップミュージック・ファンの間でTim Boykinの名前を聞くことは少なくなりました。

今回、ツアーを企画するにあたり、Lolasのアルバムをよく聴き返していますが、当時そこまで何度も聴き込んでいなかったはずの曲でも、メロディを覚えていることが多いことに気付きました。
それだけ印象的なメロディが量産されていたということで、Tim Boykinのメロディ・メーカーとしての才能が感じられます。

そんな素晴らしいソングライターに、バックを固めるリズム隊も優れたプレイヤー達。ツアーでは、きっと凄いライブを見せてくれるはずです!乞うご期待!

Brad Quinnについて

これまで、私が企画してきたライブ…DM3大阪公演、The Small Squareジャパンツアー、そしてLOLASジャパンツアーと、その全てに深く関わっているミュージシャンがいます。
その名はBrad Quinn。

1965年、アラバマ州バーミングハム生まれ。84年にTim Boykin、Ed Reynolds、Mark Reynoldsらと共にCarnival Seasonを結成、ベースを担当。Tommy Keeneのプロデュースによるアルバムや、PrimitonsのMats Rodenのプロデュースによるepなどをリリース。
Carnival Season解散後は、Tommy Keeneのバンドメンバーとして活躍。ドラマーのJohn Richardsonと共にTommy Keeneサウンドには欠かせない存在となっている。

こちらのインタビューに詳しく書かれていますが、Bradは2000年頃に日本に移住、それからずっと関西で生活しています。

私とBradの出会いは、1年前の2015年1月にさかのぼります。
東心斎橋のクラブ・ワンダーでDJをしていた時に、オシャレな身なりの外国人のおじさんが遊びに来ました。
話を聞いていると、Tommy Keeneのバンドでベースを弾いているといいます。
クラブ・ワンダー店主もTommy Keeneのファンだし、その場にいたDJ・客の多くがTommy Keeneを知っていて、その時はかなり盛り上がりました。
偶然他のDJがThree Hour Tourの7”持ってきてたのをかけたり。

その時Bradは、おそらくPaul Chastainにワンダーのことを教えてもらって来たのかな?

その後、彼と再会したのは2015年5月、DM3大阪公演の時です。
DM3とPaul Chastainの共演というスペシャルなイベントでしたが、その時にPaulとのデュオで見事なアコースティック・ギターのプレイを披露してくれました。

そして、秋のThe Small Squareのツアー。
6日間6公演というスケジュールでしたが、なんとBradはそのうち3公演、昼間に仕事をしてからの参加でした。京都の大学で午前中働いて、新幹線で東京まで来てライブやったり。
そんなハード・スケジュールの中でも、安定感抜群のベース・プレイとコーラスワークでバンドを支えてくれました。

そんなBradから、Tim Boykinを呼んでツアーをしない?という誘いをもらい、今回のLOLASのジャパンツアーを開催するはこびとなりました。
人との繋がりから広がっていくのがインディ・ロックの面白さだし、ことごとく素晴らしいミュージシャンに繋がっていることを嬉しく思います。

また、Bradは2/28(日)のクラブ・ワンダーでのライブでは、MQというデュオでも演奏します。
詳細は不明ですが、BeatlesやBig Starの曲をやると聞いています。こちらもお楽しみに!

BEST ALBUMS OF 2015

The Small Square / ST

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Matthew E. White / Fresh Blood
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Toro Y Moi / What for?
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Mikal Cronin / MCIII
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Death Cab For Cutie / Kintsugi
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Chris Stamey / Euphoria
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Destroyer / Poison Season
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Tommy Keene / Laugh in the Dark
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Bryan Adams / Get Up!
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Jeff Lynne’s ELO / Alone in the Universe
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The Small Square Japan Tour Diary 1

DM3大阪日記が終わっていないことは承知の上なんですが…。

2015年10月30日から11月4日にかけて、ポール・チャステイン(Velvet Crush)と、ドラマーのジョン・リチャードソンによるユニット、The Small Squareのジャパン・ツアーを開催しました。

The Small Squareのアルバムのリリースを手伝うことになった経緯は前にも書きましたが、アルバムを出したら次にやることと言えばツアーです。

ポールは、バンド形式でのツアーを熱望していました。
しかし僕の正直な気持ちとしては、アメリカからバンドメンバーを呼んでツアーをするのは難しいと思っていました。
ポールのソロか、ポールとブラッドのデュオで東名阪+どこかの地方都市を回るのが精一杯かなぁ…と。

一度、ポールと話し合いをしました。僕はやんわり断るつもりでした。
しかし、ポールの意思は固く、「少なくとも東京と大阪の動員には自信がある」「(渡航費について)ベーシストは日本在住の奴がいるんだ(その人知ってる!)」など、穏やかな様子ながらも強くアピールしてきました。

ツアーに際して、僕のことを「熱意あるイベンター」「漢気溢れる主催者」と言っていただくことが何度かありましたが、実際のところはそんなに立派なものでもなく、ただただ人の熱意に動かされて行動していただけだと思っています。
それもこれも、ポール・チャステインの音楽的才能と、その人間性に惚れ込んでのことでした。

こうして、The Small Square ジャパン・ツアーの開催が決定したのでした。

Tommy Keeneについて

今回のThe Small Squareのツアーの宣伝をしていて、思った以上に日本にもTommy Keeneの熱心なファンが多いことを知りました。

熱心なパワーポップファンはもちろん、オルタナ、インディロックのファンなら、聴いたことはなくても雑誌やネットやレコード屋の棚で一度くらいはTommy Keeneという名前を目にしたことがあるのではないでしょうか。僕も長い間、「名前は知っている」というアーティストでした。

僕が最初にTommy Keeneという名前を強く意識したのは、Guided by VoicesのRobert Pollardと一緒にやっていたKeene Brothersというユニットからでした。
ただ、その時は正直なところ、無数にあるBobのサイドプロジェクトの一つという認識でした。
(作品の内容も良いんですが、Bobのカラーが強いです)

僕が本格的にTommy Keeneの音楽のファンになったきっかけは、Paul Chastainでした。
彼はかつて東心斎橋のClub WonderでDJをやったことがあるんですが、その時にTommyの曲をかけていて(たしか、「Isolation Party」からだったと思います)、すっかり気に入ってCDやレコードを買い集めました。
それから、彼がVelvet Crushのサポートでギターを弾いていたこと、ReplacementsのPaul Westerbergの隣でもギターを弾いていたことなどを知りました。

GbV関連で知って、聴き始めたのが「Isolation Party」でその次に「Ten Years After」だったり(いずれもMatadorからのリリース)で、僕の中では「Matadorの人」というイメージがありました。
私は若い頃にPavement、Yo La Tengo、Superchunkといったバンドに熱烈にハマっていました。上記のバンドたちはいわゆる90年代の「USインディ」の代表的なバンドですが、90年代~00年代前半くらいにおける「USインディ」という言葉は指す範囲が広く、音楽性にも共通項があるようなないような曖昧なものでした。
そして、曖昧だったからこそ、レーベルのつながりやミュージシャンのコラボレーションの軌跡を辿ることで多くの作品に出会える面白さがあったのだと思っています。

少し話が逸れましたね。
今回の来日で興味を持ってくれて、Tommy Keeneの音楽を最初に聴くという方にはまずこちらをお勧めしたいです。
1983年から2009年までの楽曲から選ばれた二枚組のコンピレーションアルバムです。Tommy Keeneのベストアルバムの中では今でも手に入りやすく、内容も充実しています。

Tommy Keene You Hear Me : A Retrospective: 1983-2009

中古などで手に入りやすいのは、流通量の多かったMatador時代の作品でしょうか。

Ten Years After

Isolation Party

そして、最新作もものすごくオススメです!30年以上のキャリアを重ねてきたミュージシャンとは思えないくらい、瑞々しくエネルギッシュな作品になっています。
Laugh in the Dark

他にもYouTubeやAppleMUSICでたくさん聴けるので、まずは聴いてみてください。

Tommy Keeneは、The Small Squareのツアーの名古屋公演、大阪公演(地下一階)、クラブワンダー公演、神戸公演、東京公演でアコースティック・ショートライブを行います。
前情報無しで観ても、きっと皆さん気に入っていただけると確信しています。

The Small Squareのツアーについて、詳細はこちら

Indie Rock

DM3大阪公演(日記が終わっていないことを忘れたわけではないんですが…)の時も少し書いた通り、The Small Squareのアルバムリリースに関わらせてもらうことになり、僕とPaul Chastainとの交流が始まりました。

Paul Chastainは、一般的にDIYなインディ・ロッカーの草分けとして認知されていると思いますが、50歳を過ぎた今でも、おそらく皆さんが想像してる以上にずっとDIYな人だと思います。
例えば、TSSのアルバムジャケットや、TシャツのデザインはおおむねPaul自身が制作したものです。ジャケットの写真はPaulの家にあった植物だそうです(もう枯れてしまったらしい…)。
TSSのオフィシャルサイトも全部自分で作っています。ある日、中国からのコンタクトがあり、(中国の規制で)音源がDLできないと言われて、自分で調べて中国版Skype的なソフトをインストールして音源を送ったそうです。

ツアーの準備についても、自分からかなり積極的にいろいろ動いてくれています。
先日はついに、「僕がツアーのフライヤーのデータを作るよ」とまで言い出しました。(結局こっちで作りました)
メールの返信も早いし、基本的にすごくいい感じに物事を進められています。
結構頑固だし、すごく細かくてめんどくさい時も、正直あるけど。あと、すごく道に迷うらしい(チョット心配ダネ)。

私は所謂インディ・ロックが好きで、DIYな活動をしているアーティストの音楽を好んで聴いてきました。一方でここ数年は、自分の中で「インディであるかどうか」が音楽の善し悪しを判断する一つの基準になってしまっているのではなかろうか?と懐疑的になっているところもありました。(また、世の中でも同様の流れがあるのでは?と感じることもいろいろありました。)

けどやっぱり最終的には、音楽それ自体がいかに人の心を打つかってところが大事だと思います。
だから、「インディ的な方法で、本当に良い音楽を届けたい」というのが、今回のツアーの大きなテーマだったりします。

もし、「Velvet Crushがオリジナルメンバーで再始動、Teenage Symphonies to God再現ライブ開催!」という企画なら、大手イベンターの仕事だったかもしれません。(喜んで観に行きます。)
デラックス盤やアナログ盤の再発をした方が、ビジネス的には正解だったのかもしれません。(絶対買います)
けどPaulは、こつこつ書きためた曲を、仲間の力を借りながら形にし、それを携えてツアーに出ることを目指しました。
本当に良い作品が出来たし、彼の新しいスタンダードになり得る曲もあると思います。
(あ、もちろんライブではVelvet Crushの曲もガンガンやってくれます!!)

最高のコンテンツが用意されている以上、ツアーを成功させなければというプレッシャーも感じます!
とにかくがんばりますので、皆さん是非是非遊びに来て下さい!!

チケットのご予約はMoor Worksのサイトからよろしくお願いいたします。