BOTB / BOY’S BETTER / BOY’S NEXT

BOTB / BOY’S BETTER
1. NEVER TRUST
2. Let Me Take You In My Arms
3. BDC

BOTB / BOY’S NEXT
1. 魔法のサイン
2. どこにいても雨
3. Knockin’on My Heart

Photo by Yuko Suzuki(ギターの写真)

ギタリスト・森裕之の逝去から一年、元メンバーのうち4名が再集結したBOTB(BOYS ON THE BEACH)から、新しい2枚のepが届けられた。

今回のepは各サブスクリプションサービスでの配信となる。
各サービスの視聴ページは以下の通り。
Apple Music
Spotify (BOY’S BETTER)
Spotify (BOY’s NEXT)
Amazon Music
YouTube Music
My Sound
LINE Music
AWA

LOWLIFE Records山本がジャケットデザインを担当しました。
BOY’S NEXTのギターの写真はおなじみYuko Suzukiさんの撮影です。

“BOY’S BETTER”は英語曲3曲、”BOY’S NEXT”は日本語曲3曲を収録。
現在のBOTBは、過去のメンバーの中から在籍時期の異なる4名が集まったラインナップで、半ば新バンドのような状態になっている。更にコロナ禍でライブもなかなかできないという状況もあってか、今回の2枚のepは「ライブの勢いをそのままパックした」ような作品というよりは、各メンバーが手持ちのスキルを持ち寄り、工夫しながら作り上げた作品という印象が強い。そしてアレンジに凝りながらも複雑になりすぎず、あくまでグッドメロディを主軸に据えた良質なポップスに仕上がっている。

The Whoになぞらえたタイトルにはじまり、各楽器のフレーズや歌詞のいたるところにギターロックの先人たちへのオマージュが隠れている。例えばその元ネタの一つが「Wedding PresentがカバーしたThe Monkeesの”Pleasant Valley Sunday”」だと聞くと、どういうバンドなのか気になってきませんか?

オマージュといえば、”BDC”ではある曲の歌詞が大胆に(本当に大胆に)引用されている。「メンバーの死を経て届けられた」という重くならざるをえない背景に対して、「悲しみや感傷を隠して、軽やかに新しい一歩を踏み出そう」…BDC(=Boys Don’t Cry)というフレーズを使ったのは、そんな彼らの決意表明のように思える。(深読みしすぎ?)

この2年ちょっとでいろんなことが変わった。気軽に人に会えなくなり、物理的にも心理的にもいろんな人と疎遠になっている。ライフスタイルや考え方が大きく変わった人も多いだろう。そんな中、BOTBが変わらず元気にガチャガチャ演奏してるのを聴くと、妙に嬉しくなってしまう。早くライブで”Let Me Take You In My Arms”で飛び跳ねたり、”Knockin’on My Heart”で「君に会いた〜い!!」と合唱したりしたい。
皆さんどうかお身体に気をつけて、ライブハウスでまた会いましょう!

LOWLIFE Records
山本 徹

BOTB (BOYS ON THE BEACH)
高木ヨシアキ(ex fourteen chords etc..)と、ギタリストの森裕之が結成したロックバンド。2007年から東京を拠点に活動。2021年4月に森が逝去、その後元メンバーのうち4名が集結し、活動を再開した。ネオモッズの疾走感と90sパワーポップのラウドさを併せもったガッツ溢れる演奏で、甘くキャッチャーなメロディを聴かせる。

高木ヨシアキ Vocal, Guitar
ワキモト Drums, Chorus
リサ Bass, Vocal
宮城マリオ Guitar, Keyboard

コンピレーション・アルバム『It’s Alright, It’s OK – Songs for Hiroyuki Mori』リリース!

皆さんこんにちは。Lowlife Recordsの山本です。
久しぶりのお知らせがあります。

2021年5月、一枚のコンピレーション・アルバムを発売することになりました。
『It’s Alright, It’s OK – Songs for Hiroyuki Mori』
このアルバムはサブタイトルの通り、BOYS ON THE BEACHのギタリスト・森裕之さんにゆかりのあるバンド、ミュージシャン、DJ、フォトグラファーによって制作された、森さんのための作品です。Lowlife Recordsで日本ツアーを開催したThe Small Square, Lolas, Beowulf Umbrellaの未発表曲を含む、長年の森さんのバンド活動で交流のあるアーティストの楽曲を収録しています。

アルバムは、先行して5/7(金)からBandcampにて発売開始。
後にCD版を発売予定です。(CD版にはザ・ペンフレンドクラブの楽曲を追加収録予定)

It’s Alright, It’s OK – Songs for Hiroyuki Mori

Photo by Yuko Suzuki
  1. BOYS ON THE BEACH – I Hate This Addiction
  2. LOLAS – My Thoughts Have Been Replaced
  3. The Small Square – Sidewalking
  4. EXTENSION58 – Good Loser
  5. strike three! – OK
  6. The Caraway – I Need You Tonight
  7. Linustate – Seagull
  8. The Mayflowers – Sunflower Girl
  9. re-Peat – Just After Rain
  10. BOYS ON THE BEACH – It’s Alright, It’s OK
  11. The Sharona – R&R STAR
  12. Beowulf Umbrella – Gettin’ It On
  13. The Laundries – ドライブの日に

森さんは2021年4月29日に、膵臓癌のため亡くなりました。
元々このアルバムは森さんの闘病を応援するために企画され、2021年5月7日に発売予定で、告知を開始しようとした矢先に訃報が入ってきました。

一年前に病気の話を聞いて、森さんのために何かしたいと思い何人かの知り合いに声をかけて始まった企画だったんですが、徐々に参加者が増え、当初の僕の想像よりずっと大きな、意義深いプロジェクトになったと思います。それも全て、森さんのこれまでの活動が多くの交流を生んで、多くの人に影響を与えてきた結果です。
そんなコンピなので、できるだけ多くの人に聴いていただけたら嬉しいです。コンピの売上は森さんのご家族に寄付します。

森さんの存在はLowlife Recordsの成り立ちに大きく関わっていて、彼がバンド活動やイベント企画で築いてきた東京での活動基盤がなければ、LOLASやTommy Keeneのツアーを実現することは難しかったと思います。そして何より、いつも相談相手としてニコニコと僕の無謀な計画の話を聞いてくれる彼は、本当にありがたい存在でした。

今はまだ心の整理がついていませんが、しばらくは彼の残した音楽を聴きながら、思いを馳せようと思います。

BASED ON HAPPY TIMES – CONCERT FOR TOMMY KEENE –

BASED ON HAPPY TIMES - CONCERT FOR TOMMY KEENE -

Based on Happy Times – Concert for Tommy Keene –

2019/11/23(sat) at Umeda Hard Rain
OPEN 18:00 / START 18:30
adm 2,500yen (+1drink order) / door 2,800yen (+1drink order)

Live:
The Outta Sight
The Mayflowers
BOYS ON THE BEACH
re-Peat
Equis Wings

Special Guest:
Paul Chastain(Velvet Crush, The Small Square)

DJ:RYU,MOKUO

Tommy Keeneが亡くなってもうすぐ2年が経とうとしています。
多くの名曲を残した不世出のミュージシャンを偲んで、生前に彼と交流のあった人々が集まり、彼の命日の翌日に大阪で追悼コンサートを開催します。

京都からThe Mayflowers、神戸からEquis Wings、東京からre-PeatとBOYS ON THE BEACH、そして長年Tommy KeeneのバンドのベーシストをつとめたBrad Quinnのサイケ・ガレージ・バンド、The Outta Sightが出演。そしてスペシャル・ゲストとして、先日のリユニオン・ツアーも大盛況だったVelvet CrushのPaul Chastainも出演します!

各出演者は自分達の曲に加え、Tommyの楽曲やTommyにゆかりのある楽曲も演奏します。
Tommy Keeneの音楽を愛した皆さん、是非遊びに来て下さい。
Tommy Keeneのことを知らないという方にも、Tommyの音楽に触れるきっかけになればと思っています。

チケットの御予約はこちらのメールフォームからお願いします。

こちらの動画は、2年前のTommyの訃報の直後に開催されたイベントでの追悼セッションの様子です。

BEOWULF UMBRELLA Live at Kichijoji Ichibee

BEOWULF UMBRELLA Live at Kichijoji Ichibee
9/14(sat) at 吉祥寺ichibee
OPEN 18:00 / START 18:30
Charge: 2,000yen(+1drink order)

Live:
BEOWULF UMBRELLA (Brad Quinn solo acoustic show)
re-Peat
SPIRO
seapoint(ひとりchelsea times)
BOYS ON THE BEACH(acoustic)

DJ:
黒田隆憲
犬飼一郎
山本徹

Brad Quinn(Carnival Season,Tommy Keene Group)の新ユニット、BEOWULF UMBRELLAのデビューEP “She’s Studying Evil”のリリースを記念して、東京でライブ・イベントを開催します。
Bradはアコースティック・ギターの弾き語りで、EP収録曲を中心にカバー曲なども交えてじっくりと聴かせてくれます。

The Small Square、Lolas、Tommy Keeneのジャパン・ツアーでベーシストとして活躍した彼ですが、ソロで東京でライブをするのは今回が初めて。
既に関西では何度もライブを行っており、Tim Easton,Tom Freund,Jim Boggia,Bruce Hughesなど実力派ミュージシャンとの共演も果たし、好評を博しています。
当日はもちろんEP(12インチレコード)の販売もしますので、是非この機会に手に入れて下さい。

共演は、BOYS ON THE BEACH(アコースティック・セット)、seapoint(ひとりchelsea times)、SPIRO、そしてre-Peat。
また、黒田隆憲、犬飼一郎、山本徹の3人の音楽ライターがDJとしてグッド・ミュージックを流します。(山本もライターに含めといてください…)

会場は吉祥寺のカフェ&バー・ichibeeです。チケットは2,000円(要1ドリンクオーダー)と、気軽に遊びに来ていただきやすいお値段になっています。

LOWLIFE RecordsとしてはTommy Keeneの最後のツアー以来、久々の東京でのライブの企画です。個人的にも久々の上京でとても楽しみです!皆さん是非遊びに来てください!

BEOWULF UMBRELLA “She’s Studying Evil”

Bruce Hughes & Jim Boggia Live in Osaka 2019

bruce_boggia

LOWLIFE Records presents “Melody #10″

Bruce Hughes & Jim Boggia Japan Tour 2019
Live in Osaka
w/The Mayflowers, Beowulf Umbrella

Live:
Bruce Hughes (from The Resentments) & Jim Boggia
The Mayflowers
Beowulf Umbrella (Brad Quinn Solo acoustic show)
DJ:Masa(Blockbuster!), Ryu(substitute!)

2019/5/28(tue) SOCORE FACTORY (Osaka, Minami Horie)
Open 18:00 / Start 19:00
adm 3,800yen (+1drink order) / door 4,300yen (+1drink order)

LOWLIFE Recordsが開催するライブイベント”Melody”シリーズもいよいよ10回目を迎えることになりました。皆さんありがとうございます!
記念すべき10回目は、オースティンからBruce HughesとフィラデルフィアからJim Boggiaという2人のミュージシャンを招いて開催します!!
Bruce Hughesは、1月に素晴らしいライブを観せてくれたScrappy&Plankも所属するThe Resentmentsのベーシストであり、ソロSSWとしても作品をリリースしている人物。
Jim Boggiaは2016年にもLOWLIFE Records主催で関西公演を行ったソロ・ミュージシャン。近年ではBruce Springsteenの楽曲をウクレレで演奏するショウでも知られています。

Resentments関係者のライブで、同じ会場(SOCORE FACTORY)での開催ということもあり、Scrappy&Plankのライブと今回のライブは前後編のようなイメージで企画しているんですが、1月に続き対バンとして京都のThe Mayflowersが出演してくれます!
前回はセミ・アコースティックという形で演奏してくれましたが、今回はバンド・セットでの演奏となります。お楽しみに!
そして、新ユニット・Beowulf UmbrellaがepをリリースしたばかりのBrad Quinn(Tommy Keene Group,Small Square,Lolas)も出演してくれます。ソロでのアコースティック・ギターの弾き語りでの出演になります。
DJはMasa&Ryu。LOWLIFE Recordsのこれまでの活動の総決算のようなイベントになると思います!皆さん是非是非遊びに来てください!

チケットの御予約はこちらからお申し込み下さい。

ツアーの全日程はこちらをご覧ください。




Jeff Plankenhorn & Scrappy Jud Newcomb Live in Osaka 2019

scrappy_plank

LOWLIFE Records presents “Melody #9”

Jeff Plankenhorn & Scrappy Jud Newcomb Live in Osaka 2019
w/The Mayflowers

Live:
Jeff Plankenhorn & Scrappy Jud Newcomb (from The Resentments)
The Mayflowers
DJ:Masa(Blockbuster!), Ryu(substitute!)

2019/1/24(thu) SOCORE Factory (Osaka, Minami Horie)
Open 18:30 / Start 19:30
adm 4,000yen (+1drink order) / door 4,500yen (+1drink order)

LOWLIFE Records 2019年第一弾企画は、Jeff Plankenhorn & Scrappy Jud Newcombのジャパンツアー大阪公演!!
Tim Easton、Tom Freundに続き、Cafe Goatee主催ツアーのサポートです!

Jeff PlankenhornとScrappy Jud Newcombは、共にオースティンのスーパーグループ・The Resentmentsのメンバーで、それぞれソロ・SSWとしても活動しています。
Jeff Plankenhornはギター、ドブロ、ラップ・スティール、マンドリンなどを弾きこなすマルチ・プレイヤーで、2009年に亡くなったStephen Brutonに代わりThe Resentmentsに加入。これまで5枚のソロ・アルバムをリリースし、2018年5月にリリースされた最新作”Sleeping Dogs”はScrappy Jud Newcombが共同プロデューサーとして参加しています。
Scrappy Jud Newcombは「オースティンで最も忙しく、最も素晴らしいギタリスト」と呼ばれ、自身のバンド及びソロ活動以外にも、多くのミュージシャンのサポートで活躍。Small Faces/FacesのIan McLaganのバンド、Bump Bandの正ギタリストを長年つとめていたことでもよく知られています。
今回のツアーでは、二人が一緒に演奏し、それぞれの曲を交互に歌うスタイルのライブとなります。
卓越した演奏力と味わい深い歌声で奏でられる、優れた楽曲の数々を存分に味わってください。

そして、大阪公演には京都の3ピース・バンド、The Mayflowersが出演します!
2018年はアルバム”Wild One”のリリース、そしてUKツアー~大規模な国内ツアーを敢行し、多くのオーディエンスを熱く盛り上げた彼ら。
この日は、いつものラウドな演奏とはまた違った形で、彼らの「メロディ&ハーモニー&ロックンロール」を聴かせてくれる予定です。

DJはお馴染みのMasa & Ryu!開演前や転換時も最高の選曲でお楽しみいただけます。

イベントのチケットの御予約はこちらのフォームからお申し込み下さい。

ツアーの全日程はこちらをご覧ください。

“Two Wild Horses” by The Purgatory Players (Scrappy Jud Newcomb, Jon Dee Graham & Jeff Plankenhorn)

“Daydrinking” by The Resentments (lead vocal: Bruce Hughes & Jeff Plankenhorn)

“Death Letter” by Scrappy Jud Newcomb w/ Rob Hooper

“Where Did The Time Go” by Scrappy Jud Newcomb & Band

“Glad and Sorry” by Ian McLagan & The Bump Band (Gt: Scrappy Jud Newcomb)

“This Guitar” by Jeff Plankenhorn

“Homecoming” by Jeff Plankenhorn & band (Gt: Scrappy Jud Newcomb)

Tom Freund Live in Osaka

tom_freund

LOWLIFE Records presents “Melody #8″
Tom Freund Live in Osaka
w/Beowulf Umbrella

2018/11/16(fri) FUTURO CAFE (Osaka, Kita Horie)
Open 19:30 / Start 20:00
Live:Tom Freund,Beowulf Umbrella
DJ:Masa(Blockbuster!), Ryu(substitute!)
adm ¥3,000 (+1drink order) / door ¥3,500 (+1drink order)

秋だ!アコースティック・ミュージックの季節だ!
…というわけで、次のLOWLIFE Recordsのライブ企画はTom Freundのジャパン・ツアーの大阪公演です!
Figgs,Tim Eastonに続き、鎌倉のCafe Goatee主宰のツアーをサポートします。
 
Tom Freundは長年ソロSSWとして作品をリリースする傍ら、Graham ParkerやJackson Browneといった大御所の作品にも起用されるなどプレイヤーとしても高い評価を得ている実力派ミュージシャン。Ben Harperとの共作アルバム”Pleasure and Pain”をリリースしたことでもよく知られています。当日はアコースティック・ギター、ウクレレ、アップライト・ベースなどを持ち替えながらの演奏になる予定です。
 
最新アルバム”East of Lincoln”が9月にリリースされたばかりなので、皆さん一度聴いてみて下さい。
SpotifyやApple Musicでも聴けます。

大阪公演の共演はBeowulf Umbrella。LOWLIFEの企画に欠かせないミュージシャン、Brad Quinn(ex.Carnival Season,Tommy Keene Group)のニュー・プロジェクトです。ベース、キーボードを加えたトリオでの演奏になります。
会場は、Tim Eastonのライブも記憶に新しい北堀江のカフェ、FUTUROです。

大阪公演のチケットの御予約はこちらのフォームからお申し込み下さい。

Tom Freundのツアー全体のスケジュールはこちらをご覧下さい。

【トム・フロインド プロフィール】
トム・フロインドは西海岸を拠点に活動するシンガー・ソングライターで、1998年の『North American Long Weekend』から2014年リリースの『Two Moons』まで計6枚のオリジナル・アルバムを発表(他にライヴ盤やEPなども)。
ソロ活動開始以前からプロフェッショナルなミュージシャンとしては活動しており、主にベーシストとしての仕事が多く、長年の活動キャリアを誇るテキサスのバンド”The Silos”やパブ・ロックの代表格グレアム・パーカーのバンドへの参加等で知られている。
また、多種の楽器を弾きこなすその才能を買われて(ギター、アップライト&エレクトリック・ベース、マンドリン、ピアノ etc.)、ソロ活動開始後も彼らのツアーやレコーディングに参加するなどプレイヤーとしての活動も継続しておこなっている。
さらに活動を遡ると、1992年にメジャー・デビュー前のベン・ハーパーと連名でアルバム『Pleasure and Pain』を発表(アナログのみ枚数限定リリースで一時は中古市場でプレミア価格がついていたが現在は再発)、ふたりの交流はそれ以前から現在に至るまで続いており、2008年のトムのアルバム『Collapsible Plans』は
ベンがプロデュースし演奏でも全面的に参加、近年もお互いのライヴにしばしば客演したりもしている。
そのベンとの交流もお互いの才能に惚れ込んでのことであるが、トムのソングライター/ミュージシャンとしての才能はファンのみならず、多くのミュージシャン達にも一目置かれている。
2009年夏にはフジ・ロック出演のために初来日、その後は2012年&2014年に日本ツアーをおこない各地で好評を博した。
この9月には4年ぶりとなる新作『East of Lincoln』をリリースし、絶好のタイミングでの4度目の来日となる。

Tom Freund official website

過去の来日ツアーからの動画をまとめた再生リスト(Youtube
(10曲目のピアノ曲のみアメリカでのライヴです)

LOWLIFE Records Presents “What’s That Song?”

LOWLIFE Records Presents “What’s That Song?”
 
wts2
7/20(fri)
大阪・南堀江 SOCORE Factory [map]
Open 18:30 / Start 19:30
adm 2,000 (+1drink order) , door 2,500 (+1drink order)

Live:
GOODNITE [SoundCloud]
Weekend Fan! [BandCamp]
The Mayflowers [Official]

DJ:
Masa(Blockbuster!),Ryu(Substitute),Mokuo(TARGET MAARK),Yamamoto(LOWLIFE Records)

LOWLIFE Recordsがきたる7月に新しいライブイベントを開催します!
会場は大阪・堀江のSOCORE Factory。
出演は、Post Modern Teamの岸田氏がはじめたフレッシュな日本語詞のギターバンド・GOODNITE、
それぞれ京都でキャリアを重ねてきたプレイヤーにより結成されたパワーポップ・バンド、Weekend Fan!、
そしてニューアルバム”Wild One”をリリースし、UKツアーも敢行するハード・ポップ・トリオ、The Mayflowersの3組。
いずれもポップ&パワフル&グッドメロディなバンドが揃いました。

DJ陣はLOWLIFE企画ではお馴染みのRyu、Mokuo、Masa、そしてLOWLIFE代表の山本も出演。
DJイベントとしても楽しめる、ポップ&ロックな選曲でフロアを盛り上げます!

文字通り”What’s That Song?”と訊きたくなるような、グッド・ミュージックが絶えないイベントを目指してがんばります!
金曜日の開催なので、仕事帰りにでも気軽に寄ってください!

チケットのご予約はこちらのメールフォームからお願いします。

【出演バンド紹介】

The Mayflowers
京都を拠点に活動する3ピース・バンド。
Beatlesをはじめブリティッシュ・ロック、ポップの影響を大きく受けた楽曲と、パワフルなライブ・パフォーマンスで高い評価を得ている。
Mark Frithとのジョイント・ツアーやHurricane #1のジャパン・ツアーを自ら企画し、またTommy KeeneやDave Gregory(元XTC)、Rubinoosはじめ多くのレジェンド的なアーティストとの共演も果たしている。5月にはニューアルバム”Wild One”をリリース、2週間にわたるUKツアーも成功させ、帰国後そのまま大規模な国内ツアーを敢行。勢いに乗る今の彼らのライブは必見!

The Mayflowers
The Mayflowers

Weekend Fan!
Horie (AIWANA)、Yajima (タロッツ、イグワナズ)、Niioka (chelsea times)という、京都で長年活動している3人によって結成されたバンド。現在はギタリストのヂゲンが参加し4人組となっている。「70年代のバンドの発掘音源」と言われても信じてしまいそうなレトロなサウンドに乗った、どこまでもキャッチャーなメロディが気持ちいい。ライブではパワーポップの名曲のカバーも多く演奏しているそうで、その選曲も楽しみだ。「楽しいweekendは楽しいfridayから!」(by Niioka)

Weekend Fan!
Weekend Fan!

GOODNITE
元Ningenclub、Post Modern Team.のニキ(岸田)を中心に結成された日本語詞のポップ・バンド。現在のメンバーはニキ(Gt,Vo)、ジョー(Gt,Cho)、キム(Ba,Cho)、コーダイ(Dr)の四人で、精力的にライブ活動を行っている。アレンジ力に定評があり、アコースティックライブも多くこなしている。今回はエレクトリック・セットで、時に爽やかに、時にロッキンに、グッドメロディの数々を聴かせてくれるだろう。

GOODNITE
GOODNITE

Tim Easton Japan Tour Live in Osaka

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LOWLIFE Records presents “Melody #7″
Tim Easton Live in Osaka
w/Brad Quinn

2018/5/19(sat) FUTURO CAFE (Kita Horie)
Open 18:00 / Start 19:00
Live:Tim Easton,Brad Quinn
DJ:Masa, Ryu
adm ¥3,000 (+1drink order) / door ¥3,500 (+1drink order)

LOWLIFE Records、久々のライブの企画です!!
鎌倉のCafe Goatee主催のTim Eastonジャパン・ツアーの大阪公演をLOWLIFEが企画します。
Goatee企画のサポートをするのは2016年のJim Boggia、2017年のThe Figgsに続いて3回目ですね。

Tim Eastonの音楽をご存知の方には、いつものLOWLIFEの企画に比べるとちょっと雰囲気が違うのでは?と思われるかもしれません。
DM3、The Small Square、Tommy Keene、Lolasなど、これまでLOWLIFEの企画で関わってきたのは、キャッチーなメロディー&ラウドな演奏が持ち味のバンドが中心でした。
一方、Tim Eastonは、アコースティックギターの弾き語りで、かなり渋いルーツ寄りの音楽を演奏するミュージシャン。
ちょっとチャレンジングかな?と思いつつ、過去のLOWLIFE企画に来てくださった皆さんにはきっと楽しんでいただけるに違いないと確信しています。

実際、数年前に私がTim Eastonのライブを観た時は、殆ど予備知識無しで行ったにも関わらず、その演奏力と即興を交えた楽しいパフォーマンスに、瞬時に引きこまれてしまいました。
彼の音楽については「古いフォークやブルースの影響を受けた」と語られることが多いと思いますが、楽曲によってはギターロック的なアプローチのものもあり、Alt-Countryと呼んでも支障のない雰囲気の曲もあります。過去に元Wilcoの故Jay Bennettや、Jayhawksのメンバーがレコーディングに参加したこともあり、両バンドのファンの方はきっと気に入っていただけると思います。
レコーディングといえば、Jim KeltnerやMike Campbellという超大物が参加したことも。

音楽の素晴らしさに加え、もう一つ今回の企画を決行するきっかけとなったのが、人のつながりです。
なんと、The Small Square/Tommy Keeneのドラマー・John Richardsonが以前、Tim Eastonと一緒に演奏していたことがあるそうなんです。
そこで、同じくTommy Keeneバンドのベーシストで、LOWLIFE企画ではすっかりお馴染みのBrad Quinnに出演をオファーしました。アコースティックギターの弾き語りで出演してくれます。
BradはTim Eastonと直接の面識は無いようですが、これを機に交流が生まれたりしたら面白いですね。

DJはMasa&リュウ。普段、様々なテーマのイベントで活躍している二人ですが、この日はどんな選曲で場を盛り上げてくれるんでしょうか。楽しみです。

そして、会場は北堀江にあるカフェ、FUTUROです。
何度かお店に伺いましたが、レトロな家具やレコードに囲まれた、素敵なスペースです。

大阪公演のチケットの御予約はこちらから

Tim Eastonのツアー全体のスケジュール、詳しい紹介文などはこちらです。
たっぷり12公演!

Long Time Missing

Photo by Yuko Suzuki
Photo by Yuko Suzuki

2017年11月22日、Tommy Keeneが亡くなりました。享年59歳、LAの自宅で眠っている間に安らかに亡くなったそうです。

2015年秋に、The Small Squareのツアーの準備をしていた時、Paul Chastainからの”Lead guitarist is Tommy Keene”というメールを読んで、梅田の街中で思わず声が出てしまいました。何度も読み返して、Paulに聞き返しました。「あのTommy Keene?」「So-yo」
こうして、一方的にファンだったミュージシャンが、自分とリアルな関わりを持ち始めました。

ツアーに関わる中で、Tommy Keeneのファンが日本中に多くいることを知りました。それも、パワーポップの熱心なリスナーや、ReplacementsやGbVのファンばかりではなく、emo系やハードコアのリスナー、ギターポップファンまで、多岐に渡って。

そしてライブで多くのファンに出会いました。みんな「どこで見つけたんや…」というくらい、たくさんCDやレコードを抱えて、集まってくれました。
訃報を受けて、世界中から多くのツーショット写真やサイン入りレコードの画像が、これでもかというほどFacebookにアップされ続けましたが、それはまさにこんな地道なライブ活動を何十年も続けてきた結果だったわけです。

クランベリー・ウォッカを嬉しそうに飲んでたこと、毎晩ステージから「Nono!」(※現・グラスゴウ食堂の野々村氏)って呼んでたこと、アコースティック・ショウだと言ってるのに、進むにつれBradやJohnを呼んで普通にバンド演奏をはじめたこと(もちろん、それをお客さんが望んでるとわかっていて)、リーバイス、Dr.ペッパーのTシャツに、90年代からずっと着てる”Ontario Cleaners”のジャケット。ボロボロのテレキャスターは、世界一価値のあるギターーたとえ「子供の頃Jeff Beckから貰った」という逸話が作り話だったとしてもー。
全てが懐かしく思い出されます。
楽しそうな時も疲れてる時も、いつも表情豊かで、周りにいる人を楽しませてくれました。
みんなが彼のことを好きになりました。

The Small Squareのツアー、そして2017年2月のTommy Keeneのバンドでのツアーと、2回彼に関わるツアーを企画することが出来ました。それは、ギターロック・ファンとして、ライブの企画者として、僥倖というべき経験でした。
2月のツアーが終わった後、「トオル、これからもう一枚アルバムを作るから、1年か2年後にもう一回ツアーをやろうぜ!」というメッセージをくれました。それはもう叶わなくなってしまいましたが、僕の中で「自分が信じることをやり続ける」という約束に変わりました。

最後に、各地で公演に関わってくださった皆さん、ライブに来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
これからも、Tommy Keeneという素晴らしいミュージシャンのことを、語り継いでいきたいと思います。