The Tydeは、Further、Beachwood Sparksのメンバーらによるバンド。
LOWLIFE的には、ヴェルクラのRic Menckが参加している点にも注目ですね。お馴染みのカウントも頻繁に聴けます。
彼らは2006年に某フェスで来日していましたが、朝早い時間の出演であったこと、わりとリスナー層が被るであろうRhett Millerと同じ時間帯の出演だったこと、そもそもフェス自体の動員が少なかったことなどから、おそらく彼らのライブを観た人は少なかったのではと思います。
私は幸運にも大阪で観ることができましたが、あの時に出演したフェスが某Fか某Sだったら…もう少し日本における彼らの知名度も上がっていたかも…とも思います。
(いや、未だにネタにされることも多い某フェスですが、あのラインナップは本当に素晴らしかったと思います!!)
The Tyde / Twice
1. A Loner
2. Henry VIII
3. Go Ask Yer Dad
4. Best Intentions
5. Crystal Canyons
6. Takes A Lot Of Tryin’
7. Memorable Moments
8. Blood Brothers
9. Shortbread City
10.Breaking Up The Band
11.New D
本作は、2003年にRough Tradeからリリースされた2ndアルバム。
先行シングルとしてリリースされたM2、M3を聴いて夢中になってしまっていた私は、アルバム発売後すぐに購入、愛聴していました。
持ち前のゆる~いレイドバックしたフォーク・サウンドに加え、先述のM2、M3や、M5、M7など、アップテンポな曲が多いのが本作の特徴。
まさにジャケットのイラストの雰囲気がしっくりと合う、夏のアルバムです。
ちなみに、ジャケットのイラストはAndy Davisというアーティストによるもので、昔たまたまBEAMSで同じイラストが使われたTシャツを見つけて六千円もしたのに勢いで買ってしまいました。